外資系企業から超縦社会日経企業に転職して休職してからブログ

2ヶ月間2度目の休職していましたが2018年3月28日から復職しました。20代サラリーマンの日々の記録です。ベーシックインカムはよ!!

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」の感想

ども!いそぼんです!!

 

件名の通りなんですが、「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」を

読み終えたので備忘録として感想記載します。 

gaishikarakyusyoku.hatenablog.com

 

著者のケリー・マクゴニガルさん(斜め45度写真バッチリ決まってますね)は心理学者の方です。通常私達はストレスと聞くと体に悪影響を及ぼすネガティブなものと考えていると思います。著者も同じ考えをずっと持っており、長年にわたり生徒や講演でストレスは「避けるもの」だと教えてきていたそうです。しかし、とある研究からストレスは「避けるもの」ではなく「受け入れるもの」であると考えが変わり、人はストレスを受け入れた時人生にやりがいや意義を見出しエネルギーが出て来ると著者は気づきました。その人間のストレスへの対応の変化を「マインドセット」と著者は呼んでいます。

個人的に面白いなと思ったのはストレスが持つ、3つの効果です。

  1. 困難に上手く対処できるようになる。
  2. 人との繋がりを求める。
  3. 学び成長する。

1番はいわゆる火事場の馬鹿力ですね。追い詰められることで、注意力や五感が鋭くなり、やる気が出ます。

 

2番は社会的繋がりを求め友人や家族の側に居たくなると紹介されて居ました。個人的にこの傾向は女性に強いのではないかなと感じました。女性の方が男性よりストレスが溜まったら愚痴として発散するのが上手ですもんね。

 

3番は経験した出来ことを脳が経験を再現し記憶します。脳と体は自分が更なる課題に対処できるようになるようつねに変化し続けるそうです。

 

なんだか納得できる気がしませんか?

要はストレスを多く感じる困難な状況こそ、学びや成長のタイミングであると著者は説いているのですが、これは多分皆さん薄々分かっていることだと思います。もし、今までの人生からストレスを感じた日を全て取り除いてしまったら、きっとその人生は味気ない薄っぺらなものになってしまい今の自分はないと思いますからね。

 

薄々分かっていることを、この本では著者やその他の研究者の膨大な研究結果に基づいて論証しています。日本の大学の研究も紹介されてました。

 

ページ数多いですが、気になった方はぜひ呼んで見てください。

本の内容を大まかにスピーチした動画がTEDであるのでまずはこちらを見るのもいいと思います。

digitalcast.jp

 

以上。いそぼんでした!